中村被服株式会社

服のはなし、あれこれ。

考える服育 2020.07.28

キリン児が考える「服育」

 

ごあいさつ

 

「キリン児」は服や制服を通して、子どもたちの教育を考え、成長を見守る「服育」という考え方を提唱します。

服を自分で着る・脱ぐ・たたむことで子どもたちは自立をしていきます。 仲間と同じ制服を着ることで個と社会の関係性について学んでいきます。 男らしい、女らしい服を着ることで性の違いを感じ始めます。 TPOによる服の使い分けも社会の中でのケジメを身につけます。

子どもたちの日常によくある「服のどうして?」に対して、 私たち大人はなんて答えてあげればいいのか? 子どもたちのすぐそばにいるご両親、園の方々と、「キリン児」も一緒に考えていきたいと思っています。 そこには明確な答えがすぐには見つからないのかもしれませんが、「服育」を通して子どもたちの成長のために、回りの大人たちが語り合える場を広げることが出来れば幸いだと考えております。


-服育プロジェクト六箇条-


<自立と習慣>

服を着る、脱ぐ、たたむ、しまう。親の手を離れて自分でやれるようにします。回りの大人たちは手を出したくなりますが、子どもの自立のためにグッと我慢します。「教育は生活の中にあります」服を通して習慣化をさせていきましょう。

 

<個と社会>

園児の制服は生まれて初めて自分と仲間(個と社会)を認識するツール(道具)です。その制服の素材の手触りや感触が子どもたちの情操教育に役立つと信じています。

 

<TPO>

TPOを服で使い分けることを子どもたちに教えていきます。「衿を正す時」はキチンと見える素材でピシッとする。「遊ぶ時」は伸びる楽な素材で思いっきり遊ぶ。

 

<自己と他者>

「自分のことは自分でできるようになる!」でも、出来ない子どもたち。 それでも、仲間や友達(他者)がいるから頑張れる。社会は自分だけではないことに気付いて欲しいのです。

 

<自己所有>

子どもたちはみんな自分に似合った服を着ます。いろんな服や価値観があります。子どもはみんな自己中心的ですが、少しずつ他者の存在を認め始めます。

 

<男女の違い>

着る服を通して、子どもたちは「男らしい」や「女らしい」を感じはじめます。周りの大人たちはその最初の男女の違いについて大切に教えてあげたいものです。

 


プロジェクトはスタートしたばかりです。 皆様の「もっとこうすればいいのでは」というご意見をいただければ幸せます。