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るものか?欲しいものか?

こんな言葉がわが社ではよく出ます。
ポケット口の力布は、他社の園児服ではよく省略されています。
中村被服は縫製業。
力布も補強ステッチも縫製品に必要なものは省略しません。

「園児服は要るものか?」
戦後教育の場で、貧しい家庭の子の服、豊かな家庭の子の服、
それらが入り混じっての教室では、身なりが気になり開かれた場には

なりません。
教育の機会均等が叫ばれる中、わが社園児服のキリン児は始まりました。

教育文化を育む背景に、
「キリン児は要るもの」と信じています。

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その紐、貧乏くさい!?

荷造り紐は、生地の耳。

今どきこんな梱包は、見ることありません。
でも、生地の耳は、
平たくて安定し少し伸びます。
ちょっとほつれはあるけれど、まとめてくくるにはちょうどいい。

捨てればただのゴミ
もったいない
まだ使える

そんなところから始まったわが社製品をまとめる紐。

始末を考えて作る日本のモノづくり。
少しでも出来ることから始めたい。
日本の文化とモノづくりを考えたいわが社の現れです。

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大切なことだから、『服育』を広めていきます

制服には意図的に
 「前後が分かる」
 「脱ぎ着のしやすいゆとりがある」
 「ボタン、スナップ、ファスナーなどの付属がある」

などの服に親しみやすくなる工夫をしています。

子どもが制服を通じて
 「自分で着られる、ボタンを留める、脱ぐ、畳む」
という生活を毎日することで、いつしか


「自分でできる、それが自信になる」

子どもの自立に相応しい環境を整えてあげるのが大人のやさしさ。


服を通じて「自分でできる人」を育む環境づくり。
それが服育と考えます。

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